観客を圧倒したい
後藤:ステージから遠い席の人にも僕たちの思いを届けるにはどうしたらいいか、をずっと考えています。
松田:僕は渾身の「MINI~」を出します。普段頑張っている自分へのご褒美だと思って、たくさん遊んで楽しみたいです。
高塚:毎回、お客さんに「今日来てよかった!」と思ってもらえるライブにしたいんです。その日しか感じられないことをプレゼントしたいと思って、同じツアーでも、話す内容を変えたりヘアスタイルを変えたりして。そういう違いも楽しみにしてほしいですね。
池崎:信じられない景色が待っていると思うけど、圧倒されずに、僕たちが観客を圧倒できるよう、120%の力で頑張ります。
――INIにとって、ライブとは。
藤牧:ライブは活動の中で一番好きな時間。「Ferris Wheel」の〈あの景色を見に、そう Again and Again〉は、ライブのことなんです。
尾崎:僕はライブができなくなったら、なんのために生きているのかわからなくなると思います。なんて言ったら、3年前までどうやって生きていたの?って、言われちゃいそうですけど。
木村:ライブを重ねるごとにメンバーの団結力も強まっているし、絆も深まってきています。INIの70%はライブで作られていると言ってもいいんじゃないかな。
西:そこは、100%って言っちゃおうよ。ライブとINIは、イコールですから。
(構成/ライター・酒井美絵子)
※池崎理人さんの「崎」正式表記は立つ崎(たつさき)、高塚大夢さんの「高」正式表記ははしご高
※AERA 2024年2月26日号より抜粋