「その他も野手では北村拓己(巨人ヤクルト)は内外野できるので出場機会が大幅に増えるだろう。愛斗(西武ロッテ)も右の大砲に困るロッテでは大きい存在。投手も漆原大晟(オリックス阪神)、梅野雄吾(ヤクルト→中日)も使い方次第で生きるはず」(在京テレビ局スポーツ担当)

 現役ドラフトで指名された選手は何かしらの形で一軍経験がある選手ばかり。本人のモチベーションや起用方法が変われば本来の実力を発揮できる可能性は高いはずだ。

「期待の選手が伸び悩むと大きな批判を浴びる。しかし、そういう選手が他球団に移って活躍すれば、逆転人生として世間的注目を浴びる。世知辛い世の中、夢や希望を持たせてくれる選手が増えれば野球への関心、人気も高くなるので期待したい」(在京テレビ局スポーツ担当)

 昨年の現役ドラフトで移籍した12名中、実質的に戦力となったのは大竹と細川の2名のみだった。だが、現役ドラフトで移籍する選手はくすぶっているケースがほどんど。ブレイクした選手が現れたこと自体が素晴らしいことだ。今季も球界を騒がせるような“現役ドラフト組”が1人でも多く生まれることを期待したい。

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