親子で楽しく読めて、中学受験・高校入試の勉強にも役立つニュース月刊誌「ジュニアエラ」3月号が、2月15日(木)に発売されました。特集は、「物流2024年問題 みんなの荷物が届かなくなる!?」です。ニュース解説は、「能登半島で大地震の“なぜ?“」、「政治家がパーティーで裏金づくり!?」などを掘り下げます。スペシャル企画として、3月1日公開の「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」紹介+ミーナの声役・芳根京子さんインタビューも掲載!
この記事の写真をすべて見る今号の巻頭特集は、「物流2024年問題 みんなの荷物が届かなくなる!?」です。スーパーにいつでも必要な商品が並んでいたり、インターネットで注文した商品がすぐに届いたりするのは、社会のなかで「物流」と呼ばれるはたらきが、きちんと機能しているからです。その物流が、今、大きな危機を迎えています。それは、トラックドライバー不足と、ドライバーの労働環境問題によるもので、「物流2024年問題」と言われています。ここでは、日本の物流の歴史を振り返りながら、なぜこのような問題が起きているのかを詳しく解説。さらに、一人ひとりに何ができるかについても考えます。
ニュース解説記事は「能登半島で大地震の“なぜ?”」。2024年元日、石川県の能登半島をおそった最大震度7、マグニチュード7・6の巨大地震。地震により、津波や火災、建物の倒壊や地面の隆起、土砂崩れなどさまざまな災害が連鎖的に発生しました。地震の原因は何なのか、どのようなメカニズムで発生したのかについて、朝日新聞編集委員が解説します。
このほか、「政治家がパーティー開いて裏金づくり⁉」「沖縄・辺野古の基地建設問題 “代執行”で工事再開」「子どもに広がる“オーバードーズ”」といったニュースを、小中学生にもわかりやすく説明します。
スペシャルインタビューは、「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」ミーナの声役 芳根京子さんです。自身を「吹奏楽に青春のすべてをささげる中学生」だったと笑う芳根さん。映画の見どころも紹介します。
気になる理科ニュースを深掘り解説する「サイエンスジュニアエラ」。今回は、『ワカヤマソウリュウは「モササウルス」の新種だった!』です。モササウルスは、恐竜が陸上を支配していた約9800万年前に出現し、海で栄えた大型の爬虫類です。日本も含め世界中で化石が見つかっていますが、2006年に和歌山県で発見されたものが、新種であることがこのほど判明しました。異様に大きい特徴的な前後のヒレから「ウミガメやペンギンに近い泳ぎ方をしていた」と推測されるなど、ワカヤマソウリュウは「これまでの想像の域を超えた新種」と研究者は言います。
もしも歴史人物がSNSを使っていたら…をマンガで紹介する歴史人物SNS。今号は、戦国時代に圧倒的な戦績を収めた“最強”の戦国大名、上杉謙信です。ライバルである武田信玄や北条氏康との戦いや、関東管領への就任を経て、織田信長と対決する謙信はどのような一生をたどったのでしょうか?
ジュニアエラ3月号
定価:499円(本体454円+税10%)
発売日:2024年2月15日(木曜日)