1月21日に放送された「情熱大陸」(TBS系)で、密着取材の対象になったのはなんとお笑い芸人の小島よしお(43)。2007年に「そんなの関係ねえ!」というギャグで一世を風靡(ふうび)するものの、当初は“一発屋”とみられていた。だが予想に反して、現在の小島は子ども向けライブや企業イベントなど、年間150本以上のステージをこなす超売れっ子となった。
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代名詞となっている「そんなの関係ねえ!」の他、ムキムキの筋肉に海パン姿で「おっぱっぴー」と叫ぶギャグなど、ブレーク当初から子どもたちの心をつかんでいた小島だが、20年に開設した自身のYouTubeチャンネルでは、子ども向けの授業を公開し大ウケするなど、現在もキッズ人気は高い。さらに、企業のPRや催事にも引っ張りだこなところを見ると、老若男女問わず愛されていることがわかる。なぜここまでの好感度芸人になることができたのだろうか。
「早稲田大学卒という経歴を持つ小島ですが、トークからは真面目で頭が良さそうな一面が伝わってきます。22年のインタビューではブレーク後に仕事が減り、形に残るものを持たないと…と思い、資格を取り始めたことを告白。漢字検定準1級、さかな検定3級などさまざまな資格を取得する中、目標に向かって勉強する面白さに目覚めたそうです。小島いわく、新しい知識が増えたことで世界が広がり、例えば、ヨガインストラクターの資格の勉強をしていて、以前は街で“アーユルヴェーダ”の看板を見て何とも思わなかったが、資格勉強後は『ヨガの授業で習ったあれだ』と理解できるようになったとか。そのおかげで、話の引き出しも増えていろんな人と話が合うようになったといいます。一方で、博識ぶりを鼻にかけないところも好感が持てます」(テレビ情報誌の編集者)