撮影/加藤夏子 (写真部)
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撮影/加藤夏子 (写真部)
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押切もえさん初の翻訳『たまには、やすんだら?ナマケモノさんが教えてくれる世界一かわいいマインドフルネス』(飛鳥新社)
押切もえさん初の翻訳『たまには、やすんだら?ナマケモノさんが教えてくれる世界一かわいいマインドフルネス』(飛鳥新社)

 2日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ・毎週金曜午後9時58分)のゲストには岩城滉一、尾形貴弘、押切もえ、ROLANDが登場。ゲストのひとり、押切もえはモデル業界のぶっちゃけトークを展開。そんな押切もえのバラエティー番組では見せない母の顔をのぞかせる過去のインタビューを振り返る。(「AERA dot.」2020年10月6日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)

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 タレント、モデルとして活躍し、2歳の男の子のママでもある押切もえさん。昨年は初の翻訳にも挑戦。現在発売中の『AERA English特別号「英語に強くなる小学校選び2021」』では、自身の英語学習と子どもの英語教育について話を聞いた。

 ハリウッドスターへのインタビューや、翻訳に挑戦した経験もあるなど、英語力が高いことでも知られる押切もえさん。プライベートでは2歳の男の子のママとして、“わが子の英語教育”にあれこれ思いを巡らせている一人でもあるが、自身がきちんと英語を学んだのは、中学校の授業が最初だったという。

「ネイティブスピーカーの先生の授業がおもしろくて、一気に引き込まれましたね。教材も『アラジン』や『ライオンキング』といったディズニー映画の原書などで、ストーリーのわくわく感はもちろん、英語では“アラジン”ではなく“アラディン”と発音すると知ったときの驚きなど、今でもよく覚えています」

 時代は、スーパーモデルブームの真っただ中。いつしか「モデルになって海外で活躍したい」という思いが強くなり、高校卒業後には、英語日記をつけるようになる。

「日記といっても3行だけですが、『撮影はtake a pictureじゃなくてshooting って言うんだ!』といった発見があったり、身についていない表現に気づけたりもして、楽しかったですね。さらに、20歳でモデルの仕事を始めてからは、現場で外国のかたを見つけては、積極的に英語で話しかけるようにもしていました」

 そして25歳のときに、ついに仕事でニューヨークへ。けれども、憧れの街で待っていたのは挫折だった。

「店で注文すれば聞き間違えられ、現地の速い英語は聞き取れない。ホテルの部屋から出るのが怖くなってしまうほどでした。でも、速い英語に触れる経験が足りていなかったことに気づくきっかけにもなって、帰国してすぐに英会話教室に通い始めたんです」

 とことん努力する姿が、周りにも伝わったのだろう。やがて英語学習番組「英語でしゃべらナイト」のゲストとして、海外セレブにインタビューするチャンスが訪れる。すると、そこで奮闘する姿が番組ディレクターの目に留まり、今度は同番組のレギュラーに。英語力にも磨きがかかり、最近では、海外ベストセラーの翻訳の話にもつながり、二つ返事で挑戦を決めている。

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