それだけそろえちゃえば、「クロちゃんジム」みたいな名前で、ジムの運営だってできるかもしれない。そうなったら、ギャルを呼んで、一緒にトレーニングができて、最高だよねー。

 ボクはアロマコーディネーターの資格も持っているから、女の子がテンションをあげてトレーニングに集中できるように、アロマだってたいちゃう! なんなら、アロマトリートメントもやってあげられるし。すごい良いアイデアじゃない? トレーニングの知識は、今、勉強中。ギャルの、みんな、もう少しだけ、待っててねー(笑)。

 そこまで自宅に設備をそろえちゃうと「もう外のジムには通わなくなるでしょ?」なんて思われるかもしれないけど、それとこれとは、話が別。ボクは、「ジムに通う」ってこともけっこう好きなんだ。

 基本的には、ジムには徒歩で向かうんだけど、自然と大好きな散歩もできて、気分転換にもなるし、それに何より、「ジムに通っている」ってことだけで、自己満足度が勝手にあがって、自分に自信がもてたりもするんだよね。

 それに、さっきも伝えたけど、25年以上もジムに通っていると、もう完全に、生活の一部になっちゃっているから、簡単にはやめられないんだよね。ジムにしばらく通っていないと、イライラ、ソワソワして、なんか落ち着かなかったりもするし。もろもろの事情もあり、ここ2週間くらいは定期的に行けてないから、ぶっちゃけ、けっこうイライラしはじめてきている(笑)。

 でも、そんなに、ジムに行きたいくせに、いざ、行くと「ジムに来た」ってことだけで満足しちゃって、筋トレをしないこともたまにあるから、不思議(笑)。筋トレせずに、マットの上で漫画読んだり、爆睡したりね(笑)。結局、その後、自宅でやる羽目に……。

 あの不思議な感覚って、何なんだろう。ジムに来るだけで落ち着くって、ボクは、もはや「ジム依存症」なのかもしれないしん(笑)。

(構成/AERA dot.編集部・岡本直也)

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