メイン画像
この記事の写真をすべて見る

17日(水)は貴重な晴れとなる見込みです。ただ、18日(木)以降は、天気は曇りや雨の日が多くなるでしょう。少しの雨でも土砂災害には十分注意して下さい。また、23日(火)頃から26日(金)頃にかけては、再び寒波襲来となる可能性があります。1年の中で最も寒さが厳しい時期でもあり、大雪への備えを万全にするようにお願いします。

17日は貴重な晴れ その後は寒さは幾分和らぐも 土砂災害に注意

画像A

明日17日(水)は、各地で日差しが届き貴重な晴れとなる見込みです。屋外作業をするにはこの日が良さそうです。ただ、朝は厳しい冷え込みとなるでしょう。放射冷却現象が強まり、最低気温は0度未満の氷点下となる所が多い見込みです。路面の凍結等にも注意して下さい。

その後、22日(月)頃にかけては、晴れ間の広がる日もありますが、天気は全般にすっきしないでしょう。寒気は弱まり、平地では雪ではなく雨が降りやすくなる見込みです。寒気は弱まっていますので、厳しい寒さは幾分和らぎ、最高気温・最低気温ともに3月並みとなる日もありそうです。ただ、地震で揺れの大きかった能登地方を中心に、引き続き土砂災害に注意・警戒し、出来る限り安全な場所でお過ごし下さい。

23~26日頃は寒波襲来か 出来る限りの暖を 局地的な大雪に注意・警戒

画像B

22日(月)~23日(火)にかけては冬型の気圧配置となり、北陸上空には次第に西廻りで強い寒気が南下するでしょう。JPCZが顕在化、強い寒気は26日(金)頃まで居座る予想もあり、短時間で積雪が急増する可能性があります。

また、24日(水)~26日(金)を中心に、気温はほとんど上がらない見込みです。最低気温が0度未満の冬日となる所もあるでしょう。再び厳しい寒さとなる見込みです。避難所や車中泊をされている方を中心に低体温症の危険性が高まるでしょう。出来る限り暖かくしてお過ごし下さい。また、体調を崩した人がいないか、周囲の人と声をかけあうようにして下さい。

これから20日の大寒を挟んで2月初め頃までが寒さが最も厳しい時期

画像C

これから2月初めの立春頃までが寒さが最も厳しい時期にさしかかるでしょう。能登地方で日別の降雪量データのある「輪島」「珠洲」「七尾」の3地点(1994年~2023年までの過去30年間)で、最も雪の降る日を調べました。30年分の同一日の降雪量を積算し、その多寡をもとにランキングを決める方法です。

それによると、過去30年では3地点ともに、1/24の降雪量が最も多く、1/29が2番目に多くなっていました。雪の特異日と言うと大袈裟ですが、能登地方の直近の30年間では、1/24が最も雪が降りやすかったとも言えそうです。

3番目は、1/25と1/30に分かれていますが、いずれも、2月初めの立春頃までの期間に含まれており、この期間は時に厳しい寒さや局地的な降雪の強まりに注意が必要です。

慣れない避難生活でおこりやすい「エコノミークラス症候群」の予防と対策

画像D

避難所や車中泊など、普段慣れない場所で長時間過ごし、同じ姿勢を続けると、エコノミークラス症候群になる危険が高まることがあります。「のどが渇く前に少しずつ水分補給をする」「トイレを我慢しない」「定期的に軽い運動をする」「足を上げて血行を良くする」等を心掛けて「エコノミークラス症候群」を予防していきましょう。