スキー場というと、スキー、スノボやソリで遊ぶところ、とイメージしてしまいがちですが、最近のスキー場は、スキーウェアを着ていなくてもゴンドラやロープウェイに乗って頂上に行き、カフェの大きな窓から雪景色を楽しむことができます。晴れた雪山の頂上から眺める銀世界は、冬ならではの絶景。そこで今回は、山頂にカフェがある北海道のスキー場を4つ、ご紹介します。雪山からの白い世界は、写真映えすること間違いなしです。
この記事の写真をすべて見る星野リゾート トマム/「霧氷テラス」からの絶景。頂上に「雲Cafe」
トマムは北海道のほぼ中央に位置し、新千歳空港から車で約1時間40分、富良野から約1時間30分。東京ドーム213個分の敷地を誇る滞在型のファミリー向けスノーリゾートです。
山麓のリゾートセンターから雲海ゴンドラに乗ると、13分で標高1,088mの「霧氷テラス」へ到着。テラスからは、眼下に氷をまとった真っ白い木々、遠くに雄大な日高山脈を望むことができます。霧氷とは、空気中の水蒸気や霧が氷点下になると樹木などに付着する現象で、樹氷も霧氷の一種。冬の青い空。山頂から眺める白い世界は、まさに絶景です。
テラスにある「雲Cafe」では、絶景ならではのオリジナルメニューがあります。霧氷コーヒーは、霧氷をイメージした白い飴細工を添えたコーヒー。霧氷チョコレートは、霧氷の木々をイメージしたチョコレートで、温かい飲み物と相性抜群。霧氷ホワイトココアもオススメです。
【星野リゾート トマム】
■天気・積雪情報
■所在地:勇払郡占冠村中トマム
※アクセスはこちら
■雲Cafe
■問い合わせ:0167-58-1111
※施設・料金等の詳細は公式サイトをご参照ください
道北のスキー場情報・天気積雪情報
札幌国際スキー場/山頂のカフェで、こだわりのソフトクリームを
札幌国際スキー場は札幌市中心部から車で約1時間、小樽からだと約40分なので、気軽に日帰りが可能。標高1,100m。頂上からは、眼下に樹氷、遠くに小樽の海や街並み、石狩湾や石狩平野を望むことができ、眺めの素晴らしさも評判です。スキーやスノボをしなくても、スカイキャビン8に乗って頂上に行けば、冬の北海道の絶景を堪能できます。
山頂の「SKS INTERNATIONAL」は、定山渓の人気ソフトクリーム専門店が秋冬限定でオープンするカフェ。北海道は家のつくりが暖かい仕様になっているので冬のアイスの消費量が多いことで有名ですが、極寒の山頂で、大きな窓から眼下の樹氷を見ながら食べるソフトクリームは格別です。ミートパイやマフィン、ベーグルなどの軽食も充実。山頂カフェで北海道の冬を楽しんでみてはいかが。
【札幌国際スキー場】
■天気・積雪情報
■所在地:札幌市南区定山渓937番地先
※アクセスはこちら
■山頂カフェ「SKS INTERNATIONAL」
■問い合わせ:011-598-4511
※施設・料金等の詳細は公式サイトをご参照ください
道央のスキー場情報・天気積雪情報
函館七飯スノーパーク/3,319mのゴンドラで山頂へ。頂に恋人の聖地
函館の中心地から車で50分ほどに位置する「函館七飯(ななえ)スノーパーク」。北海道新幹線の新函館北斗駅から無料のシャトルバスも出ているので、アクセスも抜群です。
スキー場の山頂までのゴンドラは3,319m。日本で最長クラスのゴンドラに乗って、霧氷を見下ろしながら一気に頂上へ。山頂から、眼前には大沼国定公園や駒ケ岳が、遠くには噴火湾、晴れた日には室蘭や羊蹄山、ニセコ連峰まで、広大な道南を見渡すことができます。
頂上のカフェ「PEAK CAFE」では、大きな窓から冬の絶景を見渡しながら、地元の旬の食材を生かしたランチや軽食、デザート、ピザ、ワインなどが味わえます。カフェのテラスにあるPEAK BELLは、「鳴らすと幸福になれる鐘」といわれていて、2018年に「恋人の聖地サテライト」として選定されました。冬の雄大な自然をバックに記念撮影してみてはいかが。
【函館七飯スノーパーク】
■天気・積雪情報
■所在地:亀田郡七飯町東大沼666
※アクセスはこちら
■山頂カフェ「PEAK CAFE」
■問い合わせ:0138-67-3355
※施設・料金等の詳細は公式サイトをご参照ください
道南のスキー場情報・天気積雪情報
小樽天狗山スキー場/ロープウエイで気軽に頂上へ。大きな窓のカフェ
標高532.4mの天狗山は小樽のシンボル的な存在で、市の中心地から車で約15分。山頂までは30人乗りのロープウエイが運行し、約5分で到着。頂上からは小樽市街や小樽港、晴れた日には積丹(しゃこたん)半島が一望できる人気の観光スポットです。冬になるとスキー場としてオープンし、雪に覆われた北海道の絶景が楽しめるので、多くのスキーヤーが訪れます。
頂上にあるのは「TENGUU CAFE(てんぐー カフェ)」。「天狗」と「天空」の意味を込めて名づけられました。テーブル席のほか、窓際には長さが約20mのバーカウンターがあり、昼間は眼下に霧氷が、夜になると、宝石箱のような小樽の夜景を眺めながら食事ができます。隣接するショップでは、天狗山オリジナルグッズや雑貨を販売。ロープウエイで気軽に頂上に行き、絶景を楽しみながらの食事や写真撮影が楽しめますよ。
【小樽天狗山スキー場】
■天気・積雪情報
■所在地:小樽市最上2-16-15
※アクセスはこちら
■天狗山の施設案内
■天狗山ロープウエイ
■問い合わせ:0134-33-7381
※施設・料金等の詳細は公式サイトをご参照ください
道央のスキー場情報・天気積雪情報