BEOMGYU:確かに、デビュー当時はステージに対する恐怖もありましたが、今は余裕を持ってステージに上がることができていると思います。
SOOBIN:僕も同じ気持ちです。ステージで歌っている時、イヤモニ(インイヤーモニター)から聞こえてくるみんなののびのびと歌う声を聞くたびに「真のアーティストになったなあ」と思うんです。特にHUENINGKAIの声は、おお(と、言葉にならないという感じで、首を横に振る)、と。声量もあるし、高音を出すことに恐れも迷いもなくて素晴らしいです。
キャリア最高の輝き
HUENINGKAI:(うれしそうな顔をして)ありがとうございます。僕もSOOBINさんの成長に驚いていますよ。パフォーマンス力はもちろん、ビジュアル的にも進化が止まりません。
BEOMGYU:ステージに対する情熱は、デビュー当時から変わっていないかな。
TAEHYUN:デビュー当時から変わらないといえば、練習時間の長さでしょう!
(メンバーたち、笑う)
TAEHYUN:間違っていないでしょう? 基本的に、ダンスの練習は毎日しているもん。
YEONJUN:(頷いて)僕は納得いくまで練習を続けるタイプです。完璧主義というか。
SOOBIN:妥協はしたくないもんね。
――そんな5人の努力が実り、23年、キャリア最高の輝きを見せた。
HUENINGKAI:23年は、僕たちにとって変化が多い一年でした。前回よりもツアーのスケールも大きくなりましたし、「Sugar Rush Ride」が多くの方に愛されたおかげで、アメリカの授賞式でパフォーマンスをお見せする機会までいただきました。新しいことをたくさんさせてもらいましたね。
SOOBIN:高尺スカイドーム(ソウル)や京セラドーム大阪で公演できるなんて、僕たちも夢にも思っていなかったもんね。
挑戦をやめなかった
HUENINGKAI:京セラドーム公演ではたくさんのMOAが、僕たちの名前を呼んで、一緒に歌ってくれて……。歌手としてのアイデンティティーを確信しました。
YEONJUN:23年は、僕たちが叶えたかったことがたくさん叶えられた年だったと思います。ここに至るまでの道のりは平坦ではありませんでしたが、挑戦をやめなかったからこそやり遂げられた。そんな自分たちが誇らしい一年でした。