シロさん演じる西島秀俊(写真左)とケンジ演じる内野聖陽

 マキタさんの話からは俳優はもちろん、関わる全員がそれぞれまっすぐに、作品の世界観を大切にしてきたことが伝わってくる。ドラマの魅力を再確認するとともに、「season3」の期待も高まってしまう。

 ちなみに、マキタさん演じる三宅は、season2で妻から離婚届が自宅に置いてあり、家はもぬけの殻という状況に。傷心の三宅は夫婦で行くはずだったベトナムにひとり旅立ってしまった。

「season3があったとして、僕を呼んでくれるかどうかわかりませんが、なにしろ三宅祐はベトナムに行ってしまっているので。でも、黒々と日焼けして、ベトナムで知り合ったいい感じの女性と日本に帰ってきて『ケンジ、どうしてた、元気でやってる?』みたいな憎めない登場はあるタイプ。あるのかないのかわからないですが」

 2024年ははじまったばかり。ベトナム帰りの三宅祐にも期待しつつ、「きのう何食べた?」season3を待つことにしよう。(AERAdot.編集部・太田裕子)

【前編はこちらから→】「きのう何食べた?」マキタスポーツが語る撮影秘話 自分以上の“適役”とアフロなしで受け入れられた理由

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