14日に放送される明石家さんまとマツコ・デラックスの冠トークバラエティ番組「週刊さんまとマツコ 年末特大号」(TBS・午後8時)に、美容家でアーティストのMattが出演。Mattが家族と暮らす豪邸でのロケで、父・桑田真澄氏と美人過ぎると話題の母との初共演が話題だ。すっかりバラエティ番組でもおなじみなMattの魅力とは(「AERA dot.」2021年6月13日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時のもの)。
【「Matt加工」した林真理子さんとのツーショット写真はこちら】
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バラエティ番組や美容雑誌など、さまざまな分野で活躍するMattさん。作家・林真理子さんとの対談では、ご両親に支えられた子ども時代やデビュー期のことを明かしてくれました。写真はなんと、すべてMattさんみずからによる「Matt加工」です!!
林:はじめまして……。(Mattさんの顔をマジマジと見て)実物も、加工した写真とそんなに変わらないぐらい美しいですね。なんか現実離れしてる(笑)。メイクもお写真の加工も、ご自分でなさるんでしょう?
Matt:はい、自分で。
林:ヴィスコンティ監督の映画「ベニスに死す」に出てくるあの美少年みたいだし、高橋真琴さん(漫画家)の世界みたいでもありますよね。高橋真琴さんって知ってます?
Matt:僕、ちょっとわかんないです。
林:ロマンチックな美少女の絵を描いていらっしゃって、私の世代は、高橋真琴さんが描いた少女の絵の下敷きをみんな持ってたんですよ。
Matt:あ、そうなんですか。
林:お母さまが書かれたご本(『あなたはあなたのままでいい ~子どもの自己肯定感を育む桑田家の子育て~』)読ませていただきました。
Matt:すみません、きょうは母も来るはずだったんですけど、ちょっと別の用事が入って来られなくなってしまって。
林:お目にかかりたかったので、残念です。Mattさん、あんなに偉大なお父さま(巨人軍の元エース桑田真澄氏)がいらして、それに押しつぶされずに自分の道を進んだって、すごいことですよ。
Matt:小さいころは「野球をやらなきゃいけないんだ」という使命感みたいなものがあったんです。でも、中学校に上がるときに音楽の道を選択して、そこで殻から出られたという感覚になって。それからすごくラクになって、好きなことに夢中になれました。
林:ご両親、こういう人になってほしいとか、こういう選択をしてほしいとか、まったく強制しなかったんでしょう?
Matt:僕が一人っ子だったら、父も簡単には受け入れられなかったかもしれません。ただ、野球を続けている兄の存在があったので、僕が自由な選択をするのを受け入れやすかったんでしょうね。