【量が少ない[月経過少]タイプ4】「腎の虚弱」タイプ
<気になる症状>
・月経の状態:経血がさらっと薄い
・その他の症:腰痛、足腰の脱力感、かかとの痛み、めまい、物忘れ、頻尿、舌の色が淡い
<改善ポイント>
「腎」は生命エネルギーの源「精」を蓄え、生殖(月経や排卵)と深く関わる臓器。また、腎が蓄える精は、「血」を生む源にもなります。そのため、加齢や婦人科の病気などで腎の精が不足すると、経血にも影響して量が減少してしまいます。
<摂り入れたい食材>
温めて血行をよくする食材を選びましょう。
黒豆、くるみ、スッポン、山芋、えび、なまこなど
【ポイント】 暮らしの養生
●なるべく温かい飲み物・食事を摂り、冷えない工夫を。
●レバーやひじき、黒ごまなど、食材は血を養う「黒」を意識して。
●月経時は身体を冷やさない服装を。裸足は避け、腰まわりは特に温かく。
●おしゃべりを楽しんで、よく笑って!ストレス発散も大切です。
監修:菅沼 栄先生(中医学講師)
本記事は、イスクラ産業株式会社監修の中医学情報サイト「COCOKARA中医学」より、一部改変して転載しました