演技力が評価されている井川遥(写真:アフロ)
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 現在放送中の鈴木亮平主演ドラマ「下剋上球児」(TBS系)に出演している俳優の井川遥(47)。本作は三重県の公立高校が甲子園に初出場するまでの軌跡を描いたノンフィクションが原案で、井川は鈴木演じる弱小高校野球部に関わっていく主人公を支える妻役を演じる。明るくしっかり者の姉さん女房という役どころだ。

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 1999年に「東洋紡水着サマーキャンペーンガール」として、芸能界デビューした井川。モデルから活動をスタートし、抜群のスタイルと癒やし系の顔立ちでグラビア界を席巻。2002年に放送された「空から降る一億の星」(フジテレビ系)でドラマデビューも果たしたが、当時は、演技よりも美貌ばかりが注目されていた印象がある。その後、結婚や出産をへて、14年に女性店主役で出演したサントリー「角ハイボール」のCMでのたたずまいが「美しくて色っぽい」と話題になった。

 一方、今回のドラマに対する井川のネット上での評判を見ると「演技もすごくうまい」「井川遥さんめっちゃ三重弁うまい」など、美貌だけでなく演技自体を称賛する声も目立っている。

 テレビ情報誌の編集者はこう語る。

「それこそ『空から~』の頃は演技が酷評され、“演技下手”というイメージがついてしまいましたが、近年は『下剋上球児』だけなく、俳優として評価されています。例えば、今年の1~3月に放送されたドラマ『罠の戦争』では、悪徳政治家と戦う主人公の妻役として出演。夫を懸命に支える強さを感じさせつつ、不安や悲しみなど感情の微妙な変化をうまく表現していました。また、昨年9月に公開された、さかなクンの半生を描いた映画『さかなのこ』では、さかなクンの母親役を好演。お魚が大好きな子どもを無条件に応援し背中を押し続ける姿や、優しく見守る姿が好評で、特に妻や母親役での評価が高まっています」

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