腕の角度がほぼ一緒!
ここでも驚くべきことに、雅子さまと愛子さまはシンクロしていた。白い手袋と扇(おうぎ)の持ち方が全く同じだったのだ。写真で見るとよくわかるが、左手のひらに白い手袋と扇をのせ、そこに右手を添えられている。雅子さまと愛子さまの腕の曲がった角度、腕の位置など、ほぼ同じといっていい。
天皇陛下の誕生日という大切な行事に、愛子さまと雅子さまが事前の準備をしっかりなされていた、と思わせるひとコマだ。ご家族で会話を楽しむことが多いといわれている天皇ご一家ならではでもある。
愛子さまも笑ったごっつんこ
そんな天皇ご一家の2023年ベストハプニングといえば、4月5日、春の御料牧場での「ごっつんこ」ではないだろうか。それは、コロナ禍のために約3年7カ月ぶりとなった天皇ご一家の地方でのご静養でのことだった。
天皇陛下が「あそこにちょっと桜が……」と指し示され、振り返ると雅子さまとごっつんしてしまった。雅子さまがすかさず「ごっつんこ」と優しくつぶやき、声を出して笑い合った。それにつられて愛子さまも笑顔になった。何度映像で見返しても微笑ましいシーンだ。