「きのう何食べた?」のシロさん(西島秀俊/写真左)とケンジ(内野聖陽)

 西島秀俊内野聖陽がW主演を務めるドラマきのう何食べた?season2」(テレビ東京系・毎週金曜深夜0時12分)が放送回を重ねるごとに話題だ。主演のふたりがキッチンやリビングで交わす何気ない会話のセリフが、心にしみわたるのだ。「何食べ」の魅力はどこにあるのだろう?

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 ドラマ「きのう何食べた?」はシリーズ累計945万部(電子版を含む)突破のよしながふみ氏による同名漫画が原作。2LDKのマンションで同居する、料理上手で几帳面かつ倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん/西島秀俊)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ/内野聖陽)の日々食を通して、男性2人暮らしの人生の機微を描く物語。

 2019年4月に「season1」が放送、21年には映画化興行収入14.1億円の大ヒットとなった。今秋スタートの「season2」は期待も高かったが、それにこたえるように、国内最大級の映画やドラマ、アニメのレビューサービス「Filmarks」による「2023年 地上波放送の秋ドラマ 初回満足度ランキング」で第1位に輝いた。

 また、第1話が、エピソード別の見逃し配信再生数でテレ東歴代1位をマークしている。そして、「season2」も後半にさしかかったところで、「S3ほぼ確定?」というseason3を期待する噂まで飛び出しているほど人気だ。

 SNSなどには「毎回セリフにグッとくる」「なんだか幸せな気持ちになって毎回泣いてしまいます」「いただきますとかありがとうって、いい言葉だなと思える」など、キッチンやリビングでの何気ないシロさんとケンジのセリフに対しての感想が書き込まれる。

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シロさんケンジが愛されている