例えば、写真(下)の3台は、左端の緑色のものが、2000(平成12)年に発売されたエアクールの特注モデル。右端の白いモデルが、トミカ誕生50周年記念コレクション。真ん中の黄色が、2017(平成29)年の千葉トヨペット60周年記念の特注モデルだ。真ん中と右端のモデルは、フロントグリルが黒塗装されて、リアリティがさらに高まっている。

 
左から、エアクールオリジナル、千葉トヨペットオリジナル、50周年記念コレクション(写真/森永卓郎)

 コロナ マークⅡは、実車の登場からすでに55年も経ったというのに、古臭い感じがまったくしない。それどころか、最近の車にはない力強さを秘めている。だから「一度はハンドルを握ってみたい」とずっと願っていた車だが、その思いの一部は、このミニカーを所有することで、かなえられるのだ。

森永卓郎(もりながたくろう)/1957年7月12日、東京都生まれ。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。東京大学経済学部卒業。日本専売公社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て現職
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