アサヒカメラ7月号表紙
アサヒカメラ7月号表紙

またしてもご無沙汰してしまいました。
ごめんなさい。
TwitterやFacebookは比較的更新しているのですが、
ブログだと身構えてしまうのか…
どうにかならんですかね、この性格(笑)。

さて、アサヒカメラ7月号が発売されました。
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=17137

毎年7月号の恒例、ヌード大特集でございます。

ご存知の方も多いと思いますが、
アサヒカメラは今年1月号から誌面刷新しまして、
テーマを持たせたグラビア→記事という構成になっています。
(たとえば2月号は鉄道、3月号は桜、4月号は京都といった具合で、それぞれ50~70ページの大特集になっています)

そういったわけで、今回はヌードのグラビア&記事が
なんと69ページも続いているんですね。

表紙と巻頭グラビアは巨匠・沢渡朔さんが
川上ゆうさんを激写しています。
このコンビは2年連続。
息の合った「セッション」がお楽しみいただけます。
そして大塚咲さん、藪乃理子さん、北田瑞絵さんの作品が続きます。

どうしてこのラインナップになったのか。
多様化するヌード作品の表現を
「巨匠vs.気鋭の女性写真家」という視点で
見ていただきたかったんですね。
それ以上の担当編集者の熱い思いは、
ぜひ編集後記でお確かめください!

で、特集記事です。

巻頭言は<激変する「欲望」「美」「権力」の配置>。
写真評論家・上野修さんの筆が冴え渡っています。
アサヒカメラが単にセンセーショナリズムで
ヌードを毎年取り上げているわけではないことを、
読み取っていただければ幸いです。

その後は作品3連発!

伴田良輔さん「Photogravure」 
小林修士さん「愛美」
佐藤裕之さん「ただそれだけ」

誌面刷新以来、アサヒカメラの特集は
「カメラを手にする人のための参考書」を目指しています。
ヌード表現や人物撮影をさらに高みへ進めたい方のための
ノウハウや撮影哲学がこのお三方から学べると思います。

そして忘れちゃいけない、メカと技術的なお話。
赤城耕一さんによる「ヌードに効くレンズ」は必読です。

裏話を申しますと、「ヌードに効くレンズ」という
タイトルを先に思いつきまして(笑)、
赤城さんに無茶ぶりしてしまったんですね。
でも、タイトルが先に出る特集って意外にイケるもので、
テーマがつかみやすく、わかりやすくなるものなんですね。
それはもう、永久保存版の記事に仕上がりました。
いやはや、圧巻です。

で、ヌード大特集のシメは、
川上ゆうさんのヌード撮影会の現場リポートです。
まあ、これについては、僕が出張中で行けなかったんで、
「面白いですよ」と言う前に
「悔しい」という気持ちが先に出てしまうんですが。

はい、書き出すと長くなってしまいましたね。
続きは次回!よろしくお願いします。