写真はイメージです(GettyImages)

予約は日本よりはるかに簡単

 予約の際に必要だった項目は、「希望するワクチンの種類」や「過去2カ月以内にコロナワクチンを接種したか」「名前や生年月日、郵便番号と都市名と州」でした。これらの情報を入力すると、翌日から2週間分の予約可能な日程が表示されるので、自身の都合の良い日付を選択すると、その日に接種可能なドラッグストアの場所と時間が表示されるという仕組み。日本のコロナワクチンの集団接種の予約の時より、はるかに簡単に予約することができたように感じます。

 予約日当日、予約していた昼の12時にドラッグストアへ向かいました。受付を担当している薬剤師さんが、本人確認とワクチンの種類を確認してくれ、隣に設置されていた簡易ブースで、接種を担当している薬剤師さんが、待ち時間なく、すぐにワクチンを接種してくれました。

  受付から接種終了までにかかった時間は、たったの10分ほど。接種記録をもらい、あっという間の帰宅となりました。久しぶりのワクチン接種だったからか、接種した左腕に、翌々日まで軽めの痛みは感じましたが、熱など大きな副作用はなく、接種を終えることができました。

 予約制だったことや平日に接種したからかもしれませんが、同じ時間帯にきていた人は、ご高齢のお二人のみ。若い世代の方が、ワクチン接種する様子は確認できませんでした。アメリカ人である私のパートナーも、ワクチンの接種の重要性をわかってはいるものの、仕事が忙しくてなかなか時間を取ることができず、接種したくてもワクチン接種の予約ができないと言います。きっと同じようなジレンマを抱えている人は多いのではないでしょうか。

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アメリカではどれだけの人が接種するのか?