雅子さまは「間」に瞬時に
雅子さまが「さすが」と思う瞬間は御用邸に入られて、宮内庁記者会からのお声がけのときにも随所に見られたという。特に、西出さんが指摘するのは雅子さまのコミュニケーション能力だ。
記者からの質問の「間」があったとき、すかさず雅子さまが言葉を投げかけられた瞬間があった。
「一瞬の間を雅子さまは記者の方々に向かって『東京から来ると本当に涼しくてびっくりしました』という言葉で埋めました。質問されたことだけに答えるのではなく、また記者の方たちへの配慮で話しかけ、抜群のコミュニケーション能力だと改めて感心しました。マナーは先手のコミュニケーション、まず自分から先に行動を示すということが大事と言われています。雅子さまは本当にどんなときでもマナーのあるコミュニケーションをとることができる方なんだなと改めて、さすが!と思いました」
雅子さまの抜群のコミュニケーション能力の高さは、天皇陛下、愛子さまへのワンフレーズのアシストでもさえわたっていた。
雅子さまが出すキーワード
「愛子さまは御用邸での過ごし方を記者から質問されているときに、雅子さまをチラッと見る瞬間がありました。すかさず雅子さまは『バレーボール』『バドミントン』というキーワードを投げかけられました。続けて、『あと、あれよね、トンボ!』とおっしゃられ、そのあとも会話が自然に流れ、ご一家が笑顔に包まれました。普段から本当によくコミュニケーションをとられているのがわかる瞬間ですよね」