「(青木は)大ベテランになって複数年契約を結んでも、手を抜かずチームのために全力を尽くしている。こうなったら(契約が切れる今オフに)また2~3年の契約延長をすれば良い。チーム全員に青木の姿を見て欲しいと思っている」(ヤクルトOB)
複数年契約を結ぶことについては様々な観点でデメリットもあるが、選手の意識の持ちようでさらなるモチベーションになる場合もある。ヤクルトOBが語るように、チーム内にいる青木から学ぶものは多いかもしれない。今季は8月24日終了時点で4位のDeNAから8.5ゲーム差の5位となっており、CS出場は絶望的な状況だ。来シーズン、まさかの低迷から抜け出すため、複数年契約を結んだ選手を中心にチームは巻き返せるのか。「あの契約は失敗だった」という評価を覆すためにも、山田らの奮起に期待したい。