付き合いが長くなれば嫌いなところが目につく
夫婦にせよ恋人にせよ、付き合いが長くなると、いびきがうるさいとか歯磨きチューブの蓋をちゃんと閉めないとか、嫌なところばかりが目についてきます。実際にはそれ以外の“気にならないところ”がたくさんあるはずなのに、そこはまったく無視して、悪いところを探し出して拡大鏡で見るような脳になってしまっているのです。
「好かれるポイント」を探す紙に書き出すワーク
最初にふたりを結びつけたのはお互いのよいところ、プラスかマイナスでいえばプラスの部分であったはずです。自分と相手が繋がったそもそもの理由を、思い出せるだけ思い出してみてください。それを書き出していくと、最終的に『私のいいところリスト』が出来上がります。この作業をすると自己認識が高まり、自信もつくので、脳が不安や緊張から解放されて活発に働くようになり、停滞していた引き寄せの流れが再び回り出します。
脳の選択基準は「愛好度」と「嫌悪度」のバランス。前者が後者を上回ると、嫌なところがかすんで「好き!」になります。相手から好かれているポイントを増やしていけるようにしましょう。
(構成 生活・文化編集部 端 香里)