メタボ脱却ダイエット術5つのポイント
(1)GI値が低い、茶色っぽい炭水化物を選ぶ
GI値とは、Glycemic Indexの略で、食後血糖値の上昇度を示す指数です。つまりGI値が高い食品を食べると血糖値が急上昇しやすく、GI値が低い食品を食べると血糖値が緩やかに上昇します。
血糖値が急上昇すると、インスリンというホルモンが過剰分泌され、脂肪を蓄えやすくなります。減量したいのであれば、インスリンの分泌をなるべく抑えることが大切なので、GI値が低い食品を選ぶことが重要なのです。
同じ炭水化物でも、精製してある白米と未精製の玄米では、血糖値の上がり方が違ってきます。GI値が低い食品は食物繊維を多く含むものが多いので、炭水化物を選ぶ時は、玄米や発芽玄米、全粒粉パン、全粒粉パスタ、蕎麦などの色が濃いもの(茶色っぽいもの)を選びましょう。最近では、外食でもこうした主食を選ぶことができることがありますし、コンビニでもGI値が低い炭水化物を使用した商品が販売されています。
(2)色を意識して食べる
バランスの良い食事をとることが、ダイエットにつながることは分かっていても、実践することが難しいという方も少なくありません。毎回毎回、主食、主菜、副菜と揃えて食べるのは難しいですし、面倒ですよね。そこで、簡単にバランスを整えて食べることができる方法が「色」を意識して食べることなのです。
特に男性は白(主食)が多くなりがちなので、赤や緑(野菜)を補うことを意識するところから始めてみましょう。