新生「#ジェニー」(写真:タカラトミー提供)
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 1980年代にデビューし、充電期間を経て2010年にリニューアル登場した「ジェニー」が、パワーアップして戻ってきた。タカラトミーが8月5日からの販売開始を明らかにすると、SNSではかつてのファンらが歓喜の声を上げた。「リカちゃん」が憧れる存在というジェニーは、17歳の女子高生になったリカちゃん「#Licca(ハッシュタグ・リカ)」とともに、よりスタイリッシュに「進化」していた。

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 ジェニーの登場は、今の子どもたちにとってはリカちゃんの新しいフレンドのお目見えとなるが、その親世代にとっては懐かしさをもっての「再会」となる。

 ジェニーの歴史は「バービー」にさかのぼる。

 バービーを世界的に展開している米マテル社とのライセンス契約で、1982年に日本のタカラ(現・タカラトミーの前身)が和製バービーを発売。その契約終了に伴い、86年にバービーは「ジェニー」に名称を変えて販売してきた経緯がある。その洗練されたファッショナブルさがブームを巻き起こし、2000年以前はリカちゃん人気に勝る勢いもあった。

 近年は新シリーズの発売はなく、ジェニーが入手困難な状況になると、オークションサイトで高値で売り買いされる状況が続いてきた

 そして2023年に再び姿を現したジェニー。

 米ロサンゼルス出身の17歳という設定は「初代」のままだが、モデルという当時の設定から「世界で活躍するスーパーモデル」へとパワーアップした。

 身長はリカちゃんより5cm高い27cmと変わらないものの、高いヒールがさらに脚を長く見せる。流行の透ける素材のブラウスに千鳥格子のミニタイトスカート、カチューシャや胸元にはビジューが光るという大人っぽいファッションだ。さらに青いインナーカラーを施したヘアースタイルがこれまでにないクールな印象で、直線的な長い髪の毛がスタイルの良さを際立たせる。

 ジェニーの「進化」は、リカちゃんとも関係している。

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ちょっぴり大人になったリカちゃんとともに