『ノジュール4月号』(JTBパブリッシング) 775円+税(購読料金1年7980円+税)
『ノジュール4月号』(JTBパブリッシング) 775円+税(購読料金1年7980円+税)
この記事の写真をすべて見る

 日本各地で桜の開花宣言が相次ぎ、春爛漫の頃合いとなりました。身も心も浮き立つこの季節、お花見をはじめ、街歩きやお出かけの計画を検討中の方も多いのではないでしょうか。



 50代からの旅と暮らし発見マガジン『ノジュール』4月号の大特集では「江戸情緒を探して 春の東京、下町歩き」と題して、浅草や築地をはじめ、下町情緒を感じられる散歩コースを、ご案内します。



 若者に人気のファストファッションや、外資系ブランドが立ち並ぶ銀座を案内するのは、エッセイストの岸本葉子さん。岸本さんは自身の思い出を交えて、懐かしさをキーワードに散策する"大人の銀ブラ"を提案しています。常に東京、いや日本の最先端を行くイメージのある街・銀座ですが、路地裏に一歩足を踏み入れると、昭和や江戸の名残が色濃く残っています。"大人の銀ブラ"では、私たちがいつものショッピングでは見逃してしまう、銀座という街の意外な一面が見えてくるかもしれません。



 江戸っ子の手仕事を取り上げる「下町・墨田のお墨付き 職人ワザを買う!」のページでは、スカイツリーを間近に臨む「すみだ江戸切子館」を紹介。江戸切子の制作から展示・販売まで行う同館には、伝統的な古典文様から、モダンデザインのオリジナル商品まで、美しい色合いのガラス製品がズラリと並びます。併設の工房では、作業風景を見学できるのはもちろん、実際に制作体験ができるのも大きな魅力。制作体験は、材料費込みで4320円からと、気軽にチャレンジできそうです。



 また、同誌のもう1つの目玉は「一度は訪ねておきたい 全国の日本庭園」特集です。三渓園(神奈川県)や、六義園(東京都)をはじめ、各地の日本庭園を豊富な写真で解説。なかでも、日本三名園の1つ、兼六園(石川県)は、3月からの北陸新幹線開業を受けて、注目度が高まっています。兼六園は、加賀百万石の前田家ゆかりの庭園として、地元の人からも愛されていますが、実は、今の姿になったのは幕末ごろのこと。5代藩主・前田綱紀が別荘を建てたのをきっかけに、歴代の藩主が長い時間をかけて造園を重ねて今の姿になったのだとか。



 桜から新緑へと移り変わるこれからの時期は、庭園めぐりにもぴったりなシーズン。『ノジュール』を片手に、全国各地の日本庭園を訪ねてみてはいかがでしょうか。



【関連リンク】

50代からの旅と暮らし発見マガジン『ノジュール』

http://www.nodule.jp/