デオシート プレミアム/「こんなふわふわな上でしても怒られませんか?」と、戸惑っていた頃のうちの犬。写真のレギュラーサイズのほかに、ワイドサイズも(撮影/門間新弥)
デオシート プレミアム/「こんなふわふわな上でしても怒られませんか?」と、戸惑っていた頃のうちの犬。写真のレギュラーサイズのほかに、ワイドサイズも(撮影/門間新弥)
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 物価高の中、かえって売り上げを伸ばしている商品もあるという「プレミアム商品」。ちょっとした高級感で節約疲れをいやせるのも人気の理由になっている。そんなプレミアム商品は食品以外でも花盛りだ。AERA 2023年7月31日号の記事を紹介する。

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 とくに目立つのが、ペット用品のプレミアム化。例えば犬のおやつのジャーキー売り場をのぞくと、原料は「松阪牛」から「エゾ鹿」までブランド肉のオンパレードのほか、シャンプーや、犬のトイレに敷くペットシートなど、プレミアムを名乗る商品をよく見かける。

 ユニ・チャームのペットシート「デオシート プレミアム」もそのひとつ。同社のESG本部広報室によると、通常の商品との違いは高い消臭力と吸収力。「犬を飼われる方の就業率が上がることによって、ペットシートの取り替え頻度が少なくなっています。そのため1枚を長時間使用される方が増加傾向です」

 そんな長時間使用のニーズとして、より強力な消臭力と吸収力が求められるようになった。そこで消臭マイクロカプセルや高速吸収ポリマーなど四つの特許技術を搭載した、最新型ペットシートとなっている。

 オンラインショップの定期便で買っているうちの犬愛用の、煎布団みたいなペットシートと比べると、1枚の値段は2倍以上。だが、長時間使うと考えればコスパはいい。

「愛犬を家族の一員として考える方が増え、近年の物価高の中でも愛犬とより快適な生活を過ごしたいと『デオシート プレミアム』の価値を多くの方に認めていただいています。これからも飼い主様とわんちゃんが笑顔あふれる毎日を過ごせるように事業を推進してまいります」

■軽自動車にも高級感

 たしかに手触りからしてふかふかで、うちの犬愛用のペットシートとは別物。トイレと認識させるのに少し時間がかかったが、今はプレミアムなペットシートを使いこなすプレミアムなペットに。顔つきも変わってきた?

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