6月21日に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の企画「昭和はむちゃくちゃだった系の映像 全部ウソでもZ世代は気付かない説」に出演し、そのツッコミやコメントが話題になったのは、タレントで俳優の山之内すず(21)。
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企画内容は、昭和に起きた今ではあり得ない出来事として偽物の映像を流した後に、仕掛け人の“昭和代表”である伊集院光や中尾彬、FUJIWARAの藤本敏史らがウソのエピソードを盛っていき、山之内らZ世代が信じるのかというもの。1本目、「満員電車では屋根にも人が乗っていた」という映像を見せられると、山之内は「見たことない映像過ぎてドッキリじゃないかって思ってる」とコメント。これに伊集院が説得力のあるウソの補足をして難を逃れるという展開となった。
また、「校則違反を繰り返すと校舎から宙づりの罰」という写真ではZ世代がドン引きするも、さらに中尾が「ドーベルマンに追われる罰もあった」と言うと、山之内は「ドーベルマンどこから連れてくるんですか!?」と指摘。「ひらがな50音にはすべて旧字があった」というウソ話には、カタカナの「ナイキ」を組み合わせたような旧字に、藤本が「みんな言うてたな~ナイキって」とこぼすと、山之内が「この頃ナイキあったんや?」と指摘し、藤本がうまい返答に窮するという場面もあった。
昭和代表の面々の話をしっかり聞き、納得しつつも疑問には的確に突っ込んで緊張感を出し、企画をグダグダにせずに成立させていく山之内の立ち回りに、SNS上では「苦手だったけど見直した。頭いい」「有能すぎるのがわかった」など、称賛の声が殺到。その優秀さに、タレントとしての株が上がっているようだ。
山之内といえば、自身のインスタグラムを見た所属事務所からスカウトされ、2018年に芸能活動を開始。TikTokerとしても有名だったため、テレビに出始めのころは“SNSからのポッと出で、すぐ消えそう”という冷めた見方もあった。だが、それから5年。消えるどころか露出は増える一方だ。
「彼女は、視聴者に“なるほど”と思わせる着眼点を持っているんですよ。例えば、昨年8月に行われたイベントでは、引っ越しの際に街選びで重視することについて、治安を気にすると言い、『コンビニに並んでいる雑誌を見ると治安がわかる』という持論を展開。ナンプレやゴルフ雑誌などが並んでいると“街が平和”だと判断できると明かし、ネット上では『参考にしよう』との声もありました」(テレビ雑誌編集者)