たとえるなら農耕文化の弥生人タイプ(真面目にコツコツ/損失回避バイアス強め)であれば長期投資、狩猟文化の縄文人タイプ(リスクOK/損失回避バイアス弱め)なら短期投資という考え方ができるかもしれません」
ここから本誌の意見。手元にお金があり、5年で投資するか「迷う人は」、予想外の相場になったら後悔しがちだ。ならば10年にするなど自分が納得いく期間で投資を。
<本記事の図の脚注はこちら>過去の相場の数字を使って検証すると、米国株では「最短5年で1800万円投資」の結果がよくなることが多かったが、投資期間や時期によって「最短5年が必ず正解」とは言えなかった。日本株のTOPIX(東証株価指数)は配当込みトータルリターンを使用。各年の年初に投資したと仮定(年初に新規投資の金額を足しつつ、各年の年末時点でのリターンを反映)。東京証券取引所協力の下、編集部作成。
アエラ増刊「AERA Money 2023春夏号」より
編集/綾小路麗香、伊藤忍