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きょう6月10日(土)は、梅雨前線が本州の南岸に停滞。前線に近い鹿児島県トカラ列島では、1時間に50ミリ以上「滝のような雨」を観測し、「土砂災害警戒情報」が発表されています。今夜にかけて活発な雨雲は次第に北上、九州南部~四国、紀伊半島など、先日、大雨となった被災地でも激しい雨が降る恐れ。すでに、梅雨の雨量を上回っている所もあるため、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。

1時間に50ミリ以上「滝のような雨」 「土砂災害警戒情報」発表

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きょう10日(土)は、梅雨前線が本州の南岸に停滞。前線に近い鹿児島県など九州南部では本降りと雨となっていて、鹿児島県十島村平島では、1時間に53.5ミリ(午前8時24分まで)の非常に激しい「滝のような雨」を観測。また、鹿児島県十島村中之島では、1時間に33.5ミリ(午前10時48分まで)の「激しい雨」を観測しました。

午前10時現在、鹿児島県十島村には「大雨警報」と「土砂災害警戒情報(警戒レベル4)」が発表されています。

あす11日(日)にかけて、梅雨前線が九州南部に停滞し、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州南部では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。九州南部・奄美地方では11日(日)昼前にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り大雨となる恐れがあります。落雷や竜巻などの突風にも注意して下さい。

九州~紀伊半島 今夜から再び大雨の恐れ

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今夜(10日)~あす11日(日)にかけて、活発な雨雲は次第に北上、九州南部~四国、紀伊半島など、先日、大雨となった被災地でも激しい雨が降る恐れがあります。すでに、梅雨の雨量を上回っている所もあるため、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。

非常に激しい雨とは?

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非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上~80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。

なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。

ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では(非常に激しい雨が降った所では)、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。

土砂災害の前触れは

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大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。