ハクバ写真産業のブース
ハクバ写真産業のブース
この記事の写真をすべて見る
BLACKRAPID コーナー
BLACKRAPID コーナー
「小路」に寄り道すると、そこは「写真関連用品のジャングル」
「小路」に寄り道すると、そこは「写真関連用品のジャングル」
「写真関連用品のジャングル」には、三脚の森も
「写真関連用品のジャングル」には、三脚の森も
フォトスタジオを再現したスペース
フォトスタジオを再現したスペース
水中撮影用のハウジングがずらりと並ぶ
水中撮影用のハウジングがずらりと並ぶ
印画紙で有名なイルフォードのブース
印画紙で有名なイルフォードのブース

みなさん、たいへんご無沙汰しております。
すっかり更新が滞ってしまいました。
申し訳ございませんm(_ _)m。

さて、みなさん。
パシフィコ横浜で2/12~15に行われた
カメラと映像のワールドプレミアショー
「CP+2015」には足を運ばれましたか?
今年も約6.7万人のお客さんが来場されたそうです。
それもそのはず、各カメラメーカーが
ここぞとばかりに新製品を出しましたからね。

僕も4日間、会場にいましたが、
まあ、あちこちで行列のできること。
人混みの苦手な僕には苦行でしかないのですが(苦笑)、
みなさんと同じように各ブースを回ってみました。
約5000万画素が話題のキヤノンEOS 5Ds/5DsRなんて
「待ち時間120分」とか出てましたし(汗)、
オリンパスのブースでは、OM-D E-M5 MarkIIもさることながら、
マイクロフォーサーズレンズが装着できる
スマホ連携カメラの「AIR A01」に
たくさんのお客さんが並んでいましたね。

まあ、この辺の様子については、
さんざんネットニュースなどでも報じられていますからね。
僕もわざわざここで書くこともないかな、と。

来年訪れる方のために、日本一早い「予習」にもなるよう、
思ったこと、感じたことをメモしておきます。

カメラやレンズの新製品の展示を「目抜き通り」というなら、
僕はぜひとも「小路」に寄り道してほしいと思います。

その一つが、アクセサリーやプリント・用紙といった
カメラまわりの機器・用品のブースです。

2年に1度、ドイツのケルンメッセで開催される
世界最大のカメラショー「フォトキナ」を
ご存知の方も多いと思います。
いま「カメラショー」と書きましたが、
正式名称は「Fotokina World of Imaging」。
写真・イメージング分野における世界最大の見本市、
というのが正しいとらえ方になります。

フォトキナも目抜き通りは各カメラ・レンズメーカーの
ブースが占めていまして、その奥のほうには、
アクセサリー類はもちろんのこと、
印画紙、照明、フォトスタジオ、画像処理ソフト、
フォトブック、額縁、プリント展示・・・・・・と
「写真関連用品のジャングル」が続くような雰囲気でした。【画像1~7】

今回のCP+2015も同じような雰囲気でした。
ストラップやリュック、三脚、水中用のハウジングが
これほど勢ぞろいする場は、
どんなに大きい量販店でもないでしょう。
カメラやレンズの新製品はお店で触れますが、
マニアックなアクセサリーを自分の手で触れて、
使い心地を確認できる場はほとんどないですから。

ただ、フォトキナに比べると、
フォトブックやプリントの展示が少ないのはさみしい限りでした。
フォトキナで欧米やアジアのお客さんが、
フォトブックやプリントのお店に群がっていたのを覚えているんで。
写真文化の違いなんでしょうかね。

でも、そこは「カメラ大好き」ニッポン!
写真を愛してやまない人たちが
自分のプリント作品を出展する場所がちゃんとあるんですね。

ご存知の方もきっと多いはず。

もう一つの小路、御苗場です。
http://www.onaeba.com/index.html

出展することそのものが価値となり、
自信となり、夢を実現できる場所を創りたい。
楽しむだけでもなく、競うものでもなく、
夢へ挑戦した全ての写真ファンの勇気を称えたい。
そんな思いから、ひとりひとりが輝く場所と
なることを目指しています。
(公式HPより)

僕も今年はゆっくりと御苗場巡りを楽しんでおりましたが、
途中、アサヒカメラの編集長とバレて、
若手写真家たちに捕まってしまいましたが(汗)。

いやあ、もう小路じゃなかったです。ごめんなさい。
若者から人生のベテランまで、
写真好きが純粋に作品を楽しむ場として大賑わいでした。

そして僕も何人か面白そうな写真家(の卵?)を見つけました!

写真と真摯に向き合っている姿勢とにおいがガンガン出てました。

きっとこの中から将来大きく羽ばたく人が出てくるんだろうな。
そう思いながら、御苗場を回りました。

みなさんもぜひ、来年!