年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。
人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。
今週から、元吉本興業の名物マネージャーで、現在、「笑い」や「元気」などをテーマに年間300回ものセミナー・講演を行う大谷由里子(51歳)さんに「ごきげんに生きるために大切な習慣」について書いてもらいます。
大人気イラストレーターの上大岡トメさんのコラボ4コマも同時連載です。こちらもお楽しみに!
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人が「ごきげん」を取ってくれるのは、25歳くらいまでではないかなと思う。
残りの人生は、自分で自分の「ごきげん」をつくれる人間になることが大切。
だから、自分の「ごきげんの種」を知っておくことがとっても重要。
「何をしていたら心が安らぐか」
「誰といたら笑顔になれるか」
「不機嫌な時、何をすれば不機嫌でなくなるか」
そんなにことを普段から意識して分っているといい。それがわからないからイライラする。都合の良い時ばかり呼び出すから友達に嫌われる。
だいたい不機嫌な人に人は近づきたくない。
当たり前のことなのに、人は、すぐにそれを忘れる。
わたしの場合、とにかく、温泉。ゆっくり温泉に入っていると、心が安らぐ。
ありがたいことに、最近は、ビジネスホテルにも温泉があったりする。わたしのお気に入りは、「ドーミーイン」。このビジネスホテルの多くが、値段も手頃でオールナイトで入れる温泉付き。出張の時、よくこのホテルのチェーンを利用する。
もちろん、ここだけでなく、温泉付きビジネスホテルもたくさんできている。