松本まりか
松本まりか

 6月25日放送のNHK大河ドラマどうする家康」で、山田孝之演じる服部半蔵からくのいちへのプロポーズが瞬殺で断られるシーンがSNSで話題となった。その“くのいち・女大鼠”を演じるのは俳優の松本まりか(38)。遊女や町娘に変装する忍者の首領役は好評で、同ドラマに出演する俳優陣の中でも強い印象を残している。「セクシー&ワイルド好きすぎる」や「お色気要員か」など、SNSでもさまざまな意見が上がっていた。

【シースルーのワンピースが艶めかしい松本まりかの写真を見る】

 一方、6月4日に東京ドームで行われた巨人対日ハム戦の始球式では、まさかのアンダースロー投法を披露し、「神聖なマウンドを汚した」とプチ炎上。本人がインスタグラムで“ウケ狙い”だったと明かしたが、野球ファンから非難を浴びることになってしまった。

「先日も、下着メーカーの新CM発表会で飛び出した『高校生以来(ブラトップ派で)ブラジャーをつけたことがなかった』という発言が話題になっていました。さらに高校生のころぶりにバストサイズを測ったら2カップも大きくなっていたと明かし、男性ファンは歓喜していました。しかし相変わらずSNSでは女性からの厳しい声が目立っています。俳優としての評価は高いのに、わざと男性ウケを狙うような“あざとい”イメージが強いようで、女性からはあまり好かれていない印象です」(テレビ情報誌の編集者)

「あざとかわいい」系の俳優といえば、真っ先に思い浮かぶのは同じ事務所の吉岡里帆(30)だろう。2人とも女性よりも男性人気が高いところも共通している。共通点は、つくり込んでいない自然体と見せながら、男性が喜ぶツボを熟知している雰囲気を漂わせている部分にある。男性にとっては魅力的だが、一部の女性は警戒心や嫉妬心というマイナスの感情を抱いてしまうようだ。

「松本さんはバラエティー番組の『あざとくて何が悪いの?』で何度も密着されています。しかし、番組内では『一般人からもあざとい自分を否定されるようになった』と悩みを吐露。MCの田中みな実さんや弘中綾香アナは『あざとさもまた武器だし、そのうえで実力があったからこそ売れたのでは』とフォローしていましたが、いまいち腹をくくり切れていない部分があるように見えます。SNSでも闇をちらつかせる投稿を連投していますが、あざとさが見え透いてしまっているところが、女性をイラつかせるのかもしれません」(週刊誌の芸能担当記者)

著者プロフィールを見る
雛里美和

雛里美和

ライター。新宿・十二社生まれの氷河期世代。語学系出版社から邦ロックシーンを牽引するライブエージェント(イベンター)を経て、独立。教育からエンタメまで幅広い分野で活動する。

雛里美和の記事一覧はこちら
次のページ
「不器用な努力家タイプ」