NISAの成長投資枠で個別株へ投資するのも悪くはないのですが、長期で保有することを考えると銘柄選びの難易度が上がります。
途中で売却もできますが、売却タイミングをいろいろと考えるのも(私は)面倒です。
あえて新しいNISAに意見を申し上げると、成長投資枠という証券業界に配慮したような枠は不要な気がします。
「従来のつみたてNISAと同じ投信のみ、1800万円の非課税枠」でもよかったかなと。
成長投資枠でも従来のつみたてNISAと同じ投信へのつみたてができるので不満はないのですが。
今回、レバレッジ型の投信などが除外される(新しいNISAでは買えない)こともいい判断だと思います。
構成/伊藤忍
※『AERA Money 2023春夏号』から抜粋