10月18日は女性ジャズ・ベーシスト/ヴォーカリスト、エスペランサ・スポルディングの35歳の誕生日。
エスペランサは1984年10月18日、アメリカ・オレゴン州ポートランド生まれ。名門バークリー音楽大学を飛び級で卒業、同大学において史上最年少となる20歳で講師を務め、デビュー前からパティ・オースティン、パット・メセニーらのツアーやレコーディングに参加するなど、期待の大型新人としてジャズ・シーンに頭角を現したエスペランサ。2008年にリリースしたアルバム『エスペランサ』は、ビルボード・コンテンポラリー・ジャズ・チャートに70週以上もランクインを果たし、2011年にはジャズ・アーティストとしては史上初となる＜グラミー最優秀新人賞＞を獲得。以降、ジャズに軸足を置きつつも、ヒップホップ、クラシック、ソウル、ポップスなど様々なジャンルを包括したサウンドで世界中の音楽ファンを唸らせている。また、77時間でニュー・アルバムを制作し、その模様をライブ配信、7,777枚の限定リリースを行なったり、“12リトル・スペルズ”と題し毎日、1つのスペルにちなんだ楽曲のミュージック・ビデオを自身のSNSに公開するなど、クリエイティヴィティと遊び心に富んだ活動スタイルも話題に。今年5月には“12リトル・スペルズ”の完全盤となる同名アルバムをリリース。ジャズ界の現在～未来を担うトップ・アーティストとして注目を集めている。
春風亭一之輔
peco
石井志昂
