



スマートフォンのアプリと連携し、データを収集・表示して効果的に運用できる健康器具が多く登場しているが、そんな動きがオーラルケアの分野にも波及してきたようだ。
生活家電ブランドのブラウン(P&G)は2014年10月6日、電動歯ブラシ「ブラウンオーラルB プラチナ・ブラック7000」と「同・ホワイト7000」を発売した。
この製品は、スマートフォンと連携して、自分に合った正しい歯磨きにガイドする機能を持つ世界初の電動歯ブラシだ。今年6月に英国で販売され、いよいよ日本上陸を果たした。
スマホに専用アプリ(iOS、Android対応)を無料でダウンロードし、電動歯ブラシと連携させて歯磨きの質を大きく改善させることが可能。具体的な機能としては、歯ブラシが自動でデータを分析し、リアルタイムでどんな磨き方をすれば効果的なのかガイドしてくれたり、ブラシを押し付けすぎるとセンサーが作動して歯ブラシ本体が赤く光り、それと同時にスマホにもその通知が表示されたりする。
さらに、歯磨きデータをカレンダーにグラフで表示することもでき、ユーザーの歯磨き習慣を分析し、磨き残しや磨き癖に対するアドバイスがもらえるという機能も。このほか、舌クリーニングや洗口液の使用頻度なども通知して、ブラシの交換時期も教えてくれるという。また、歯科医のアドバイスを生かして、歯磨きスキルを向上できたり、歯ブラシ本体を自分仕様にカスタマイズしたりすることもできる。
歯ブラシには「3D丸型回転」という技術を採用した。1分間で丸型ブラシが左右約8800回、上下約4万回という超高速で回転し、除去しにくい歯間の歯垢を最大99.7%も取り除くこともできるという。
全国にあるブラウンオーラルB製品の取扱店やネット販売で購入できる。