いつでもどこでも、ネットもメールもソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)もできるスマートフォン(スマホ)。便利なのはいいが、ほとんどの時間をスマホに取られてしまい後悔した、という人も多いのでは?
スマホがなかなか手放せない人が多いのは日本だけ? 他の国ではどのような状況なの? そんな疑問の答えになりそうなアンケート結果が発表されている。
オンラインホテル予約サイトのHotels.comが2014年7月、28カ国の2495名を対象に行った「休暇中に携帯機器を手放せない国のランキング」調査によると、休暇の際に携帯機器を最も手放せないと答えたのはタイ人旅行者であった。その数なんと、タイ人旅行者全体の85%にものぼり、大事な携帯機器を持たずに休暇に出ることを考えるだけで冷や汗が出ると回答したのだという。
タイと僅差で2位にランクインしたのは韓国で、78%が携帯機器を持たずに休暇に出るのは困難だと回答。日本は69%と3位でランクインしている。
なお、回答した日本人のうち38%は、休暇中に携帯機器を長時間使い過ぎたことを帰宅後に後悔しているようだ。77%が休暇中に仕事関係のメールをチェックしている。これに対して69%が休暇を利用して仕事のことを忘れようとしていることを考えると、後悔するのも無理はないと言える。しかし、ソーシャルメディアへのアクセスはどこにいてもとても重要であると考える日本人は42%にのぼり、携帯機器を手放せない理由は仕事だけではないようだ。
また、今回の調査では、日本人にとって重要な旅行アイテムについての質問も行い、携帯電話・スマートフォンは2位にランクインした。ちなみに1位は、海外旅行の必携アイテムであるパスポートで、日本人は依然として国内よりも海外での休暇を好むことが浮き彫りとなった。
旅先でも手放せない携帯機器。でもせっかくの休暇なのだから、観光スポットに来ている間だけでもおもいきって電源をOFF! にしてみてはいかがだろうか?