TOTO、故ジェフ・ポーカロら全盛期のプレイをフィーチャーした新曲のリリック・ビデオ公開
TOTO、故ジェフ・ポーカロら全盛期のプレイをフィーチャーした新曲のリリック・ビデオ公開

2月14日の広島公演を皮切りにデビュー40周年記念JAPANツアーをスタートさせるTOTOが、新曲「DEVIL’S TOWER」のリリック・ビデオを公開した。

 既に配信中の「DEVIL’S TOWER」は、デビュー40周年を記念してリリースされた<40年全部入り>豪華デラックスBOX『ALL IN』(輸入盤のみ)に同梱された最注目DISC『OLD IS NEW』の収録曲。『OLD IS NEW』は、収録10曲が全て“新曲”で構成されており、うち5曲はバンドが40周年に向けて2017年に書き下ろしたもの。残る5曲は、1981年から1984年にかけての未完のレコーディング・セッション音源にメンバーが新たなセクションを書き加え、追加録音を行い完成させたもの。つまり、全盛期のジェフ・ポーカロ、マイク・ポーカロ、デヴィッド・ハンゲイト(更には当時20代だった自分達)のプレイにあわせて、2017年のスティーヴ・ルカサーやデヴィッド・ペイチ、スティーヴ・ポーカロらが新たにプレイしているというわけだ(「ALONE」、「SPANISH SEA」、「STRUCK BY LIGHTNING」の3曲は最新ベスト盤『40トリップス・アラウンド・ザ・サン』に収録)。

 「DEVIL’S TOWER」は、全盛期のジェフ・ポーカロとデヴィッド・ハンゲイトの演奏が聴ける、最も古い楽曲の一つ。原曲のドラム、ベース、ピアノ、オルガンとエレキ・ギターは1981年の録音のまま残っており、ヴォーカルとギターが新しく足されている。冒頭からバンドの初期のサウンドを彷彿とさせつつも、曲が進むにつれてより現代的なサウンドになっていくのは今回のミックスとマスタリングに依るところも大きい。最新アルバム『TOTO XIV』あるいは、歴史的名盤『TOTO IV』に入っていてもおかしくない、自由自在なTOTO流ロック・ナンバーで、このたび公開されたリリック・ビデオは<40トリップス・アラウンド・ザ・サン>TOURからのライヴ・スチールを中心に、“新曲のライヴ・パフォーマンス”といった趣で構成されている。

 スティーヴ・ルカサーは「今回はバンドの歴史を総括するツアー。ヒット曲はもちろんのこと、レア曲、そしておそらく新曲もプレイすると思うよ」と語っており、スティーヴ・ポーカロも「日本のファンはTOTOの音楽をディープに聴き込んでくれているから、(セットリストは)<グレイテスト・ヒッツ>だけでなく、いくつかサプライズも用意しておくよ。彼らが一瞬耳を疑って、それから笑顔になる光景が楽しみだね」と語っている。

◎ジャパン・ツアー情報
2019年02月14日(木)【広島】広島文化学園 HBGホール
2019年02月16日(土)【金沢】金沢歌劇座
2019年02月18日(月)【福岡】福岡市民会館
2019年02月20日(水)【東京】日本武道館
2019年02月21日(木)【大阪】大阪城ホール
2019年02月23日(土)【盛岡】岩手県民会館
2019年02年25日(月)【名古屋】名古屋国際会議場センチュリーホール
2019年02年27日(水)【仙台】仙台サンプラザホール

◎リリース情報
アルバム『40 トリップス・アラウンド・ザ・サン』
<CD>
好評発売中
全17曲収録 
歌詞・対訳・解説付
高品質Blu-specCD2仕様
SICP-31137 2,600(tax out)

◎リリース情報
<40年全部入り>豪華BOXセット『ALL IN』(Deluxe BOX)
アナログLP13タイトル(17枚組)+CD13枚(紙ジャケ仕様)+ブルーレイ1枚の計31枚組
2018/11/30 RELEASE(輸入盤のみ)
国内販売価格:50,000(tax out)
日本では200セットの数量限定でSony Music Shopのみにて販売