ケイティ・ペリー、適応障害の症状が出ていたと明かす……その原因とは？

　ケイティ・ペリーが2018年7月23日に発売されるオーストラリア版ヴォーグ誌8月号の巻頭インタビューで自身のメンタル・ヘルスについて率直に語っている。

　昨年リリースした『ウィットネス』への一般の評価が願っていたほど良くなかったことに心を痛めた彼女は、「知らず知らずに大衆の反応に正当性を与えすぎてしまい、自分が期待していたように大衆が反応してくれなかったことに打ちのめされて、適応障害の症状が現れた」と語っている。

　ケイティは去年の冬、ホフマン・インスティチュートの自己成長修養会(リトリート)に再生を求めて参加した。壊れてしまった感覚から大いなる力に心を開いたことで新たな基盤ができたと彼女は話している。

　「本質的に、そして隠喩的にも、私たちは皆コンピューターであり、両親や成長過程における養育の有無によってウィルスが入り込んでしまうことがある」と彼女は話し、それらの有害な傾向が、「大人になった自分たちの行動やパターンや人間関係に現れ始めることがある」と説明している。リトリートに参加した当初から、「最高の自分になることを妨げているものを全て手放す覚悟をしていた」と彼女は語っている。

　以前は観客や薬物から、そして否定や隠遁することで評価を得ようとし、創造性と苦悩は密接に関連しなければならないという考え方にとらわれていたと彼女は明かしている。「私たちが教えられてきた最も大きな嘘は、アーティストとして何かを創り出すには苦しみ続けなければならない、ということ」と彼女は話している。