故プリンス、西インド諸島の別荘が競売にかけられる
故プリンス、西インド諸島の別荘が競売にかけられる

 故プリンスがタークス・カイコス諸島に所有していた別荘がオークションに出されている。プリンスが生前所有していたペイズリー・パーク以外の不動産はこれが最後と見られている。

 米ニューヨークのオークション・ハウスが競売にかけているのは、水に三方を囲まれている5.7エーカー(約2.3ヘクタール、東京ドームの約半分)ほどの敷地で、床面積が10,000平方フィート(約930平方メートル)以上の建物が含まれている。ミネアポリス・スター・トリビューン紙によると、別荘には2つのプライベート・ビーチとマリーナ、そして長く曲がりくねった、紫色に塗られたドライブウェイもあるそうだ。

 この別荘は少なくとも1,500万ドル(約16億円)で落札されるものと期待されている。競売は2018年7月12日に終了する。プリンスは2016年4月21日にフェンタニルの過剰摂取により事故死し、彼のエステート(管理財団)は2016年末ごろから彼が所有していた不動産の売却を始めた。