レーベル特集の4回目はキャピトルです。しかし、一般ジャズファンにとってのキャピトルに対するイメージってのが良くわからない。マイルス・デイヴィスの『クールの誕生』を思いついても、後が続かないのでは……それもそのはず、キャピトルのメイン路線はフランク・シナトラ、ナット・キング・コールといったヴォーカルもの。両者とも超一流とは言え、ハードバップ・ファンが中心層を成す日本のジャズファンのド真ん中とは言…

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