3月13日発売のAERA3月20日増大号の表紙には、Snow Manの目黒蓮さんが登場します。映画やドラマなどに引っ張りだこの目黒さんは「自分自身に熱い部分がある」と話し、様々な作品や仕事に込める思い、Snow Manへの思いやファンに伝えたいことをたっぷり語っています。巻頭特集はいま大注目のChatGPTを取り上げました。「ChatGPTでなくなる仕事、なくせる仕事」と題し、社会のあり方や仕事がどう変わるのかを詳報しています。スケータ―史上初の東京ドーム単独公演を行った羽生結弦さん。そのアイスショー「GIFT」について、会場の熱気そのままにお届けします。大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、俳優・新納慎也さんがゲストの対談最終回。「どんなおじいちゃんになりたいか」という話で盛り上がりました。ウクライナ戦争1年を機に続けている対談ですが、今号はジャーナリストの国谷裕子さんと経済思想家の斎藤幸平さんが、戦争が地球環境に及ぼす影響について語り合いました。ほかにも読み応えある多彩な記事が詰まった一冊です。

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・表紙&インタビュー:目黒 蓮(Snow Man)

表紙に登場する目黒蓮さんは、今最も注目される俳優の一人。単独初主演映画「わたしの幸せな結婚」の公開も迫ります。「僕はゼロか100しかない。やると決めたらずっと100。世の中に出ているものはすべて100です」と、秘めたる熱い思いを静かな口調で語りました。同様にSnow Manについても、「自分がやったことが入り口になってSnow Manを知ってもらいたいという思いしかないですね」と熱い。そんな目黒さんですが、「自信がなくて腐って、ただ流されるままにやっていた時期もあった」と告白します。何が転機となったのか、「ここまで話すのは初めて」というエピソードも飛び出しました。表紙やグラビアの撮影は、もちろん蜷川実花。花を背景にしたあでやかなショットは、目黒さんの深いまなざしが印象的です。見開き全面に配置された迫力あるショットも必見。ぜひ誌面でお確かめください。

・巻頭特集「ChatGPTでなくなる仕事、なくせる仕事」

今大注目のChatGPT。昨年11月に発表されてからわずか2カ月で利用者数が1億人を突破したというから驚きです。このChatGPTは、人工知能による対話型の自動応答ソフト。これが普及することで社会や仕事はどう変わるのかを、幅広く取材しました。AIが仕事を奪うと言われてきましたが、よきパートナーとして活用することで仕事をなくしたり減らしたりすれば、人間は「人にしかできない仕事」に集中できるとも言えます。脳研究者の池谷裕二さんは、教育現場でも「ChatGPT、DeepL、グラマリーが“三種の神器”になる」と、様変わりすることを予測します。誌面にはなんと、ChatGPTが書いた記事も掲載。さらには、このような大変革が起きていく社会のなかで、どんなスキルを身に付け、そのスキルをどのように生かせば収入をアップさせられるか、も詳報しています。

・羽生結弦「GIFT」

東京ドームで開催された羽生結弦さんのアイスショー「GIFT」。規格外のショーは、壮大な物語のなかに引き込まれ、咀嚼しきれないほどの感動を呼び起こします。羽生さん自身、「フィギュアスケートって、言葉のない身体芸術だからこそ受け手の方々がいろんなことを感じることができるのが醍醐味」と言います。「GIFTという公演は1回きりで、一期一会の演技を一つずつできたことに関しては誇りを感じています」と話す通り、一流のクリエイターたちとつくり上げた最高のショー。配信で公演を見直し「追いGIFT」することでまた新たな魅力が発見できるそうです。AERAの記事でも、ショーを思い起こし、羽生さんの気持ちに思いを寄せることで「追いGIFT」してみてください。

・松下洸平 じゅうにんといろ

プライベートでも大の仲良しという俳優の新納慎也さんをゲストに迎えた全4回の対談は今回が最終回です。人生観や仕事観を語り合う中で、「どんなおじいちゃんになりたいか」という話に。それぞれが示した“おじいちゃん像”と、仲良しだからこそのツッコミ合いが最高です。それぞれのゲストの最終回には、松下さんがゲストを色で例えます。新納さんには何色を選んだでしょうか。これからも続く2人の素敵な関係性が見えてくる対談。最後までどうぞお楽しみに。

・ウクライナ対談 国谷裕子×斎藤幸平

ジャーナリストの国谷裕子さんと経済思想家の斎藤幸平さんが、ウクライナ戦争を気候危機の観点から読み解きます。戦争がもたらす世界の分断は、気候危機解決に向けての国際協調が後退することにもつながる懸念があると指摘します。戦いが長期化するなかで、気候変動対策はどうなるのか、世界の国々、そして私たちは何をすべきなのかを考えます。じっくり読んでください。

ほかにも、 

・東京オリ・パラをめぐる「談合」 「ブルシット五輪」の害悪
藤井聡太が史上最年少名人記録に挑む
・「マスク外しが基本」 学校現場で同調圧力の懸念
・女性×働く[転職・再就職] 共キャリアを築けるかどうか
・ストーカー対策 日本は20年遅れ
・東急と相鉄の大型新線「新横浜線」で沿線人口も上昇
・アプリ流行で婚活も「タイパ」
・斎藤 工×趣里 墜ちるところまで墜ちたときには
・米倉涼子 生きるとは儚くて尊いもの
・唐田えりか 嫌な自分から逃げない
・棋承転結 谷川浩司・十七世名人
大宮エリー東大ふたり同窓会 ゲスト・ユーグレナ出雲 充
現代の肖像 島田由香・YeeY共同創業者、代表取締役

などの記事を掲載しています。

※発売日の3月13日(月)正午からは、公式ツイッター(@AERAnetjp)と公式インスタグラム(@aera_net)で、最新号の内容を紹介する「#アエライブ」を行います。ぜひこちらもチェックしてください。

AERA(アエラ)2023年3月20日増大号
特別定価:470円(本体427円+税10%)
発売日:2023年3月13日(月曜日)