女性の性愛についての意識は、ずいぶんと変わってきています。その一例として挙げられるのが、女性監督が手がける女性向けAVレーベル「シルクラボ」作品の大ヒットです。同レーベル所属の男優「エロメン」は、AVの枠を超えた活躍をみせ、出演イベントが即日完売し、テレビで特集を組まれるほどの人気を集めるようになりました。



女性は今、性に対してオープンになることを選んでいるのでしょうか。老舗女性誌『婦人公論』から誕生した増刊『快楽白書』は、創刊以来、セックスレスの悩みや快感への欲求、更年期に揺れる女性たちの心や体の問題を追い続けてきました。そのなかで、平均年齢52.6歳の読者114人におこなったアンケートは、現代女性の性の実態を浮き彫りにしています。



アンケートによると、セックスの頻度は平均月に2.4回。そのうち「毎日」と答えたツワモノは51歳と69歳でした。もっとも多かった回答は「月に1〜2回」ですが、「夫とのセックスでは若い頃のように満足できないから、マスターベーションも楽しんでいます」(50歳・パート)といった声も。また、回答者の78%が「アダルトビデオを見たことがある」と答えています。


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