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朝晩の冷え込みが強まってきた一方で、日中はわりと快適な日が続いている関東甲信。この先、季節は行きつ戻りつ。気象庁が発表した最新の1か月予報をもとに、関東甲信の天候の見通しをまとめました。

この先の天気の傾向 木枯らしの季節へ

●11月9日~15日:高気圧に覆われて、晴れる日が多いでしょう。ただ、11日(月)は、本州の南に前線が延びてくるため、関東の沿岸部を中心に冷たい雨が降りそうです。前線の位置によっては、雨の範囲が広がることも考えられます。
●11月16日~22日:平年に比べて、晴れる日が多い見込みです。日本付近、西高東低の冬型の気圧配置が強まりやすい傾向があります。北よりの風が強まって、東京地方で「木枯らし1号」が吹くかもしれません。
この期間、北陸地方では平年よりも曇りや雨の日が多くなることが予想されています。北陸地方に近い「長野北部や関東北部の山沿い」では、たびたび雨雲または雪雲がかかる可能性があります。
●11月23日~12月6日:平年と同様に晴れる日が多いでしょう。
なお、向こう1か月の降水量は、平年並みか少ない見込みです。

気温の傾向 急な寒さに気をつけて

●11月9日~15日:9日(土)から11日(月)は、おおむね平年並みとなるでしょう。日中も空気が少しヒンヤリと感じられそうです。朝晩は広く10度を下回るでしょう。12日(火)以降は、この時期としては高くなります。日中は20度以上の所が多く、日なたでは快適でしょう。朝晩の冷え込みも和らぎそうです。
●11月16日~22日:強い寒気が流れ込みそうです。平年より低くなり、グッと季節が進むでしょう。急な寒さに要注意です。晴れの日が多いということで、寒いうえに空気が乾燥しそう。風邪やインフルエンザにかかりやすい条件になりますので、体調管理を万全にしましょう。
●11月23日~12月6日:再び、平年並みか高くなる見込みです。寒さが和らいで、少しホッとできる日もあるでしょう。