電子書籍リーダーのkoboを買った。今まで電子書籍はiPhoneで読んでいたのだけれど、英語の本がたくさんダウンロードできるというので 興味が湧いたから。私は楽天会員だったため、定価7980円が、実質4980円で買えるというのも魅力的だった。
電子ペーパーという表示形式は、目が疲れず、想像以上に読みやすかった。常にiPhoneに入れている林芙美子の放浪記を真っ先にkoboに入れて読んでみたら、一画面にiPhoneの倍の約400字が表示されるのでかなり読みやすい。
英語の本がいっぱいあるというので、安いものを検索し、8円や40円などの子ども用絵本を発見してはダウンロードしていたのだけれど、無料の本もたくさんあると聞いて無料のものだけを検索結果に表示させるようにしてみた。
するとなんと無料本が約189万冊もある。kobo全体の電子書籍冊数約257万冊のうち、なんと半分以上が無料だったのだ。日本語の無料本は まだ1万2千冊しか出ていないけれど、今後koboに個人が作品をアップできるようになったら、ものすごい勢いで増える気がする。そう、数年前、無料ケータイ小説を大勢の若者が投稿していた時のように。
そして私のkoboには現在、10冊以上の英語の恋愛小説が入っている。英語のラブロマンス小説カテゴリには、約550冊もの無料本があった。 今読み始めているのは「秘書の女性が上司である弁護士と恋をする」というドキドキする物語で、読んでいて楽しい。
ただひとつ、心配がある。koboはiPhoneと違って、ロックがかけられない。つまり私が今、何の本を読んでいるか、スイッチひとつ入れられたらバレてしまうのだ。息子に私のkobo蔵書を見られ、「ママはいったい何を読んでるんだろう」と呆れられた時のために、「海外の電子書籍事情を調べてるのよ。これもお仕事の一環よ」という言い訳を今から用意している。
ちなみに「内藤みか」で検索したら1冊も出てこなかった。これは悲しい。私もkoboで扱ってもらうために、これから電子書籍をせっせと書いていかなくては! ということで、最近の私は、結構一所懸命お仕事をしているのだった。