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本格的な雨の季節を迎えた沖縄や奄美では梅雨入り早々に記録的な大雨になっています。活発な雨雲はこれから21日火曜日にかけて日本列島を通過し、荒れた天気をもたらすとみられます。ただ、週の中ごろから後半にかけては全国的に晴天。梅雨入りした沖縄・奄美でも梅雨の中休みとなる傾向です。

全国の週間天気

あす20日(月)から21日(火)にかけては藤野勝成気象予報士の記事にあるように湿った空気や前線の影響で、全国各地で荒れた天気や大雨に注意・警戒が必要です。
そのあとの予報を見ると北海道から九州にかけて晴れマークが目立ち、東京の水曜日についている雨も基本的に朝までとなりそうです。また、梅雨入りしている沖縄も傘マークが見当たりません。先週の16日(木)に梅雨入りしてから一週間もたたないうちに早くも「梅雨の中休み」の様相を呈します。

梅雨前線の動向 南下&不明瞭

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梅雨の中休みとなる原因は、梅雨前線が南下し、不明瞭となるためです。その後もしばらくは高気圧に覆われる予想で、晴れの天気が続くとみられます。
◆今年の春は雨が周期的に降ってはいたものの、まとまった雨量になったのは局地的で、全国的にダムの貯水率が低くなっています。今週前半に降る雨も広範囲でのまとまった雨量になる可能性は低いため、しばらくの間は農作物の管理や水の取り扱いはお気を付け下さい。