また、先の参院選で実際に何人の候補者を応援したのか、どういった応援をしたのかについては、
「個々の議員の政策が我々の理念と一致する場合に応援することがありますが、詳細につきましては相手方のあることであり、答えを控えさせていただきます」
と回答した。
前出の宮島事務局長の秘書は、議連のことは世界平和連合が決めているなどと話していたが、食い違う回答内容だった。
全国霊感商法対策弁護士連絡会の加納雄二弁護士は、
「旧統一教会が国会議員と関係を深める、選挙支援するのは広告塔に使えるから。その結果、信者になると寄付や高額な多宝塔など買わされ、経済的に大きなダメージを受け、最後は山上容疑者のような家庭崩壊、人格まで破壊される。旧統一教会と付き合うことは反社会的な宗教に協力していることと自覚してほしい」
と指摘している。
(AERAdot.編集部・今西憲之、吉崎洋夫)