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本日(30日)、8時半ごろに札幌管区気象台で手稲山の初冠雪が観測されました。平年より14日も遅く、昨年より25日遅い観測です。また、函館地方気象台でも横津岳の初冠雪が観測されました。平年より5日遅い観測です。1000m級の山々では雪が降っておりますが、明日のかけての北海道付近は、上空に11月中旬の寒気が流れ込む影響で、平地でも雪の降る所があるでしょう。

峠では既に積雪状態の所も

日勝峠など、標高の高い峠では今朝にかけて雪が降り、すでに積雪状態になっている所があります。峠では最高気温が0度前後で経過するため、日中も積雪や凍結など、路面状況の変化に注意が必要です。夜にかけて寒気が強まる影響で、中山峠でも雪が降り出し、明日の朝にかけて積雪状態へと変わる恐れがあります。峠越えは必ず冬タイヤでの走行が必要です。

平地でも雪のまじる恐れ

上川地方の上川町や占冠村、空知地方の夕張市など、道北や道央の内陸では明日の朝にかけて雨に雪がまじり、平地でも雪の降る所があるでしょう。平地では降り積もることはありませんが、最低気温は2度くらいで経過するため、橋の上やトンネル付近など、路面の凍結する恐れがあります。朝晩に車を運転する方も冬タイヤが必要になります。明日にかけて注意の必要な状態が続くでしょう。