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21日(月)の午前中、日本気象協会中部支社のある名古屋市周辺では、環水平アークや内かさなどを観測することができました。上空の薄雲が太陽周辺にかかった影響で、かさが発生する条件が整っていました。

内かさと環水平アークを観測

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かさとは、太陽や月の周囲に見える光の環のことで、雲を形成する氷の結晶が光を反射・屈折させることで生じる現象です。ハロという呼び方もあります。雲が厚すぎず薄すぎず、適度な厚さの時にしか観測することができません。太陽の周りを囲むように現れているのが内かさです。そして、太陽の下で水平方向にうっすらと現れているのが環水平アークです。環水平アークは、太陽高度が高くないと観測することができないため、高緯度地域では観測することのできない現象です。

22日は晴天 カラッとした陽気が続く

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あす22日(火)は、東海上の高気圧に覆われる見込みです。きょうは、かさを発生させるような薄雲が出た所が多かったですが、あすの日中は、薄雲も出ない快晴になる所が多いでしょう。最高気温もきょう並みの所が多く、内陸部を中心に湿度も低いため、カラッとした陽気になる見込みです。空気が乾燥するので、火の取り扱いには注意をしてください。