同じく今季からパドレスに加入したニック・マルティネス(元日本ハムソフトバンク)はシーズン途中に先発からリリーフへと配置転換されたが、8月には12試合の登板で防御率1.13を記録するなど、ここまで4勝4敗6ホールド8セーブ、防御率3.43。スアレスとともにチームのリリーフ陣を支える存在となっている。

 やはり、こうしてみると目立つのはリリーフ投手たちの活躍だ。阪神ではスアレス以外にも、近年セットアッパーやクローザーを務めた呉昇桓、ラファエル・ドリス、ピアース・ジョンソンが日本で結果を残した後にメジャーでも一定の働きを見せている。今後もNPBで結果を残したリリーフ投手の“メジャー行き”の流れは続きそうで、元助っ人たちが躍動する姿を見ることができそうだ。