睡眠が乱れ、これらのホルモンが十分に分泌されないと、思考力、判断力、免疫力低下などあらゆる体の機能が低下してしまいます。心身の健康や若さを維持するためにも、日頃からきちんと質の高い睡眠をとることはとても重要なのです。

 とはいえ、近年は「寝ているのに疲れがとれない」、「布団に入っても寝つけない」などの悩みを抱える人も急増しています。では、スムーズな入眠や質の高い眠りを得るためにはどうすればよいのでしょうか。具体的な対策や注意点について、後編で紹介します。

監修/入谷栄一先生
監修/入谷栄一先生

監修/入谷栄一(いりたに・えいいち)先生
いりたに内科クリニック院長。総合内科専門医、呼吸器専門医、アレルギー専門医。日本メディカルハーブ協会顧問。東京女子医科大学呼吸器内科非常勤講師。在宅診療や地域医療に力を入れる他、補完代替医療やハーブ、アロマに造詣が深く、全国各地で積極的に講演活動も行う。著書に『病気が消える習慣』、『キレイをつくるハーブ習慣』(経済界)など。

日本メディカルハーブ協会HP

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