「信じてそばにいる人を二度と悲しませないよう、肝に銘じて、これからの人生は、罪を償いながら生きてほしい」
五ノ井さんは、今回の直接謝罪を「区切りにしたい」とし、今後は検察の捜査にゆだねたいとの考えだ。
最後に五ノ井さんは、署名活動に賛同してくれた人らへの感謝の言葉を述べたうえで、今後の人生について強い決意を語った。
「私は、被害にあったから、こう生きなければならないとか、静かに暮らさなければいけないというような“被害者”としてではなく、一人の人間として強く、いろんな人を笑顔にして、人のためにできることをやって、とにかく自分らしく生きていきたいと思います」
五ノ井さんは先月末に23歳になったばかり。新たな一歩を踏み出せるよう見守りたい。
(AERA dot.編集部 岩下明日香)